未解決事件は終わらせないといけないからの2つのエンディングについて
考えていきます
未解決事件は終わらせないといけないからは、韓国のゲームクリエイターの
SOMI氏が開発したADVゲームです
ここから先は、本編の重要な内容のネタバレを含みます
結末の内容を知らない場合は、最後までプレイしてから
読んで下さい
2つのエンディングは繋がった話で、作者のSOMI氏も言っています
2つのエンディングの流れを簡単に説明すると
上のエンディングは「宮城犀華が警察官となって、
清崎蒼を救う」という流れ
下のエンディング(鍵)は「清崎蒼が松田理佐子を
救う」という流れ
宮城犀華に「私たちが助けるべきじゃないですか?」と、松田理沙子を
救いに行こうと言われてから、清崎蒼が救いに行く流れ
エンディングが繋がっている根拠は、下(鍵)のエンディングで
清崎蒼が言った「犀華さんに聞いたのと同じ質問ですね
犀華さんが聞かせてくれた答えをもう一度言いますよ」
清崎蒼が宮城犀華から聞いた言葉を、松田理佐子に伝えているので
「聞かせてくれた」という発言になる
勘違いしている人の疑問への回答
2つのエンディングで、ビジュアルが同じなのがおかしいと考えている人へ
このゲームはそもそもビジュアルがとても少ない
同じだからこそ、名前が明らかになる時の驚きに繋がる
左側の女性が警察官、右側の女性が苦悩しているという構図が重要
清崎蒼があそこまで後悔しているのはおかしいと考えている人へ
冒頭のクラゲの独白で、後悔している描写があるが、
後悔している理由は、記憶が歪曲しているから
プレイヤーと同じように、犀華が二人いる事が分からない状態になっている
清崎蒼が12年間後悔している訳ではない
警察官になった宮城犀華が清崎蒼の所に訪れた事で、事件の記憶を
思い出した
ただ、思い出した記憶が歪曲している為、後悔している
上のエンディングが、真実を明かさないエンドだと思っている人へ
清崎蒼が宮城犀華のふりをして、自分が清崎蒼だと思い込んでいる
松田理沙子に、理沙子さんを救いにいこうと言う方がおかしい
いくら心に問題を抱えているからと言って、それをする
意味が分からない
下のエンディングで、左側の女性の肩書きが「おばあさん」に
なる理由が分からない人へ
下のエンディングは、左側の女性の肩書きが
「審判者」→「おばあさん」→「清崎蒼」と変化する
この「おばあさん」は、冒頭のクラゲの独白にあるように、
「70年余りの歳月を漂った」=「70歳以上」
事件から12年後の話なので、事件当時はマイナス12で58歳
それから、左側の女性が清崎蒼に言った
「あなたが30年近く奉職しながら担当した事件」という言葉で、
警察官になったのが30年前なので、28歳
警部という階級から考えても、若くは無い
現在70歳なので、清崎蒼が「おばあさん」なのは間違いない
反対に、自分の事を清崎蒼だと思っている松田理沙子が
「この年寄りをからかってるんですか?」と言ったのは
「清崎蒼=目の前のおばあさん」だから
事件から12年後でも、松田理沙子は「おばあさん」では有り得ない
年齢は明らかになってないが、宮城沙羅と比較すれば
当時は30代前半、12年後でも40代、50歳以下だと考えられる
警察という組織に対する嫌悪については、
作者のSOMI氏の過去作「リーガルダンジョン」をやって下さい
警察組織で成果主義に苦悩する姿が描かれています